このブロックは、のり面を鎮圧するとともにのり面上に一種の「水路」を形成します。 原則として植生工を併用するため、植生工の欠点である初期の活着を保護し、ブロック工の欠点である経年変化を植物の繁茂により補うものです。
格子枠ブロック工法の特徴
- 侵食防止効果
表面流下水は、枠上を流れるため、豪雨などによる表土の侵食を防止できる。 - 含水比調節効果
植生工の併用により法表面の含水比が適当に調節される。 - 滑り崩壊防止効果
枠組および留杭の働きにより滑り崩壊を防止する。 - ブロック生産、施工が容易
ブロックの生産が簡単で施工も容易である。 - 植生による美観面の効果
美観上最も有利であり、好みの植生が併用できる。 - 完成後ものり面変状看視がし易い