老朽モルタル吹付け面の補強や景観の向上を目的とした増厚吹付工、地盤と既設モルタル背面の密着性を高める空隙充填工、地盤の強化を目的とした地盤注入工により、のり面を安定させる工法です。 対策工は、老朽化の原因を排除・抑制可能な機能を有している工法の組合せを、のり面と背面地山状態によって5タイプから適切な工法を選択します。

  • 国土交通省 NETIS登録番号 QS-120026-A(既設モルタル補修型)
  • 国土交通省 NETIS登録番号 QS-130019-A(地盤補強型)

のリフレッシュ工法の特長

本工法は、以下の3工種の複合効果によりのり面・斜面を安定させる特徴を有しています。

  • 既設モルタル吹付け面の補強や景観の向上を目的とした増厚工
  • 地盤とモルタル吹付け背面の密着性を高めることを目的とした空隙充填工
  • 地盤の強化を目的とした地盤注入工

3工種の複合効果

増圧工、空隙充填工、地盤注入工の3工種の複合効果で既設モルタル面の補強・景観の向上と地盤の補強を実現

施工断面

用途

本工法は、岩盤斜面に施工されている既設モルタル吹付面を対象としています。ただし、湛水部に施工された吹付面は適用範囲から除きます。

  • 風化層厚が2.0m程度までの表層すべりに適用
  • モルタルの圧送距離は100m(直高で45m)以内を標準
  • 表面処理をモルタル吹付とする場合の勾配は1:0.3より緩いのり面を標準