特殊なブレーキエレメントと、1本のワイヤロープから形成したケーブルネットで、大きな落石エネルギーをしっかりと吸収します。 支柱はピン構造で耐久性に優れ、落石を受けても現地での簡易な補修で機能を回復します。 大がかりな構造物が不用で、あらゆる地形に設置可能です。

ハイジュールネット工法の特長

  • 特殊なブレーキエレメントで、250kJ~3000kJまでの大きな落石エネルギーを吸収
  • 大規模な基礎掘削が不用で、周辺環境への負荷低減が可能
  • 支柱基礎アンカー等は、地盤状況に応じたアンカー材が選択可能で計算により定着長を算出
  • 落石を受けた箇所は、現地で簡易に補修して機能回復可能
  • 日本国内の急峻な地形に合わせた、最適な柵高と支柱間隔が選択可能
  • 支柱固定部はピン構造となっており、支柱への直接落石が衝突してもピンボルトがせん断して、システムを維持
  • 設置箇所の地形・地質的制約を受けずに設置可能
  • 塩害対策必要箇所には、アルミ亜鉛メッキ使用で対応
  • ISO-STOP(高エネルギー吸収落石防止柵)のWSL(スイス連邦研究所自然災害部)型式認証を受けた国際規格適用工法

用途

  • 道路や住宅地に沿った落石危険個所で、落石エネルギーが250kJ以上の箇所
  • 対象個所の地形が複雑で、H型鋼やワイヤーロープ金網式防護柵の設置が困難な箇所